6号目「浜のんめぇもの」に掲載の食材、今回は『貝類』です。写真は、代ヶ崎浜のアサリ。粒が大きく、味が濃くて旨い! 今が旬ですね~(*^-^*)
震災後にこの味を知りました。きずな工房の利用者さんの中にアサリ漁をしている方がいたので、新鮮な旬の味を頂くことができました。アサリごはんもよくご馳走になりましたね。
他にも七ヶ浜で採れる『けんこ(貝)』のことを教えてもらいました。
【潮干狩り】
・ハマグリやアサリは、長須賀の浜(菖蒲田浜)で採れた。足で砂を掘ってさ~。
・ナミノコ、ホッキも採れた。
・湊浜辺りも、胴長を履いて採った。
【アサリ】
・代ヶ崎のは、粒が大きくて旨い!
・船が通っから、砂に土が混じっからかな? けんこ(貝)が違うんだ。(代ヶ崎浜は、塩釜湾に面しているので船の行き来が多い)
・震災あって漁に出らんなかったでしょ。だから、粒が大きいんだよ(2013年の話)
【ハマグリ】
・菖蒲田の浜でもいっぱい採れたんだよ。バケツいっぱいに採れた。
・ハマグリが無くなってから、ホッキが採れるようになった
【ツブ】
・春先になると、黒崎(松ヶ浜)でツブ採り。ひじきも採れた。
・小浜(菖蒲田)でツブ採りをした。
【マルゴ・シュリ】
・味噌汁にした、小学校の頃によく採った。(70代)
【 ? 】
・真っ白いペタッとした貝も上品な味。沖の方で、海底に重りを付けて引っ張ったときに採れる。
(聞き書き七ヶ浜6号「んめぇもの」より)
『けんこ』と言えば、貝びなを思い出しますが・・・
今回はホッキの貝殻で作った『お福さん」。これは、きずな工房利用者さんの力作。熟女ぞろいですねぇ~! 迫力だっ!