何年ぶりになるのでしょうか。久しぶりにだいぎ桜に会ってきました。
ここは境山地区にある大木囲塚貝塚(だいぎがこいかいづか)。標高38メートルの丘の上にある縄文時代の集落跡です。その大きさは東京ドーム4個分の規模! 巨大な貝塚だったんですね!
現在は史跡公園として一般開放され、地元の人たちの憩いの場になっています。軽く散策してきましたが、散歩や日向ぼっこに来ている人が結構いました。
大木囲貝塚には、桜の木がたくさん植えられています。エドヒガンやヤマザクラ、カスミザクラなど、野生種の桜が200本以上。これらのほとんどが公園整備の際に植栽されたものですが、だいぎ桜(エドヒガン)のように昔から自生している桜もあるそうです。
桜の季節には隣接する七ヶ浜町歴史資料館の企画で、「桜紀行」と題して見学会や八重桜の塩漬け講座も行っています。
では、歴史資料館を覗いてみましょう (^O^)/
展示室入り口に大木囲貝塚の貝層、七ヶ浜の地図とパノラマがお出迎え。
恐らく10年ぶりの訪問でした。縄文人の親子のマネキンは健在!
大木式土器がズラリと並んでいます。展示物が増えたような・・・? しかも、わかりやすくなっていました。
木製の船や海苔を作る道具に懐かしの生活用品の他、薬師堂の磨崖仏(湊浜)のレプリカの展示も(現物の見学は不可)。これは、慈覚大師が一夜のうちに作った三つのお薬師の一つといわれています。
以前もあった昔の住宅の再現コーナー。靴を脱いで中を見られるようになっています。木製の冷蔵庫は初めて見ました。
久しぶりの訪問でしたが、資料館の展示内容が充実していて嬉しくなりました。貝塚の散策路も全部回ってみたいなと思っています。だいぎ桜が咲く頃に、また遊びに行こうかな (*^-^*)
七ヶ浜町歴史資料館
◇開館時間/9:00~16:00
◇休館日/月曜日(祝・休日は翌日休館)、年末年始
◇入館料/無料
◇住所/宮城郡七ヶ浜町境山二丁目1-12 国史跡大木囲貝塚脇
◇電話/022-365-5567