昨年12月、松島四大観のひとつ「扇谷」を訪れました。
場所は、松島町松島。双観山から国道45号線を挟んだ向かい側にあります。登頂口周辺は、モミジやケヤキの雑木林。さあ、階段を登って行きましょう(^O^)/
大高森と比べると幾分なだらかな傾斜・・・かな?
先客に自転車でやって来た若者が一人。さっと登って、さっと下りていきました。写真でも撮りにきたのでしょうか?
時間もそれほどかからずに・・・
山頂へ到着しました。明治までここに寺院があったそうですよ。
登って右側にある東屋。海が見えます。
これが四大観「幽観」の眺め! ここからの眺望が、扇を開いた形に開けていることが名前の由来になっています。
朝日で海が煌めています。東屋のベンチに腰かけて、のんびり海を眺めていると時間を忘れてしまいそうです。
周辺を歩いてみましょう。
瑞巌寺の3人の僧侶の墓所「金翅塔(きんじとう)」がありました。
こちらは 「金翅堂(達磨堂)」。
案内板に「松島という地名発祥の伝承に、達磨大使が来て聖徳太子の成長を待った、とあり、『待島』が『松島』になったと伝える」と書かれてありました。
「幽観」の眺めを十分に満喫。帰りはまた別のゆるやかな山道を下っていきます。
木の香りと小鳥のさえずりが心地いいです。
とにかく周辺の木々が美しい。紅葉の時期は終わっていましたが、落ち葉の赤と苔の緑のコントラストが見事でした。海の眺めも最高でしたが、この雑木林もなかなかのものです!
四大観の魅力は、周辺のロケーションも込みの美しさなんだなと思いました。
【MEMO】
・宮城県松島町松島にあります。
・登頂口脇に駐車スペース(5~6台程度でしょうか)有り。
・周辺にトイレや売店などはありません。
最後におまけの書き込みを・・・♪
扇谷のあとに訪れた場所をご紹介します。
松島パノラマライン(冬季は閉鎖)を上り、西行戻しの松公園へ。
西行法師がこの地で出会った童子と禅問答をして敗れ、松島へ行くことをあきらめたことが名前の由来になっています。
公園内には、お洒落なカフェ le Roman(ロマン)があります。
この風景もごちそうですね! まったり出来ました♪
こちらの公園は、桜の名所だそうです。今度はお花見に行こうと思います(^-^)