まだまだ暑さが続く毎日です。夏バテなどしていませんか?
今日は久しぶりに方言について。今回は『魚介類』。4号・9号・10号の「七ヶ浜弁講座」からピックアップ。また、最近聞き取りをしたもものもご紹介します(^O^)/
【名称】
・ぼっけ(ケムシカジカ)
・ねう(アイナメ)
・ほなが(カレイ)
・はたがれい、はだがれい(ホシガレイ)
・なめたがれい(ババガレイ)
・かすぺ(エイ)
・まんびき(シイラ)
※船釣りするといっぱい獲れる。「万、引き」からきている。
・ぐんずらぼう(クサウオ)
・いしがに(浜の人はイソガニのことをイシガニと呼んでいる)
・ちゃっぽがに、しゃっぽがに(ヒラツメガニ)
※形が帽子に似ている? フランス語の帽子が名前の由来とのこと。
・けんこ(貝)
・だまっこ(小さいツブガイ)
・いさだ(オキアミ、ツノナシオキアミ)
(聞き書き七ヶ浜4・9・10号「七ヶ浜弁講座」より)
【部位】
・こけら、こげら(魚のうろこ)
・びりんこ、びれんこ(魚のヒレや食べない部分)
・しゃぶき、がぬ、がに(カニのえら)
※県北も「しゃぶき」、石巻は「き(ち)けんぽ」
・きしゃじ(ツブガイの唾液腺)
※おからや米ぬか、白い粒や粕といったものをいう。
(聞き書き七ヶ浜4・9・10号「七ヶ浜弁講座」より)
昨年秋頃から、仕事でも「七ヶ浜の食」について聞き取りを行っています。コロナ禍で中断していましたが、少しずつ様子を見ながら聞き取りをスタート。情報収集が進むにつれ、各浜ごとに個性があることもわかり、とても面白くなってきています。