聞き書き七ヶ浜

聞いてけさいん、話してけさいん。七ヶ浜のいまむかし。

聞き書き七ヶ浜 Vol.19

毎日暑いです!暑すぎますね!皆さん、お体は大丈夫ですか?

やっとのことで、19号が完成しました。前号から1年半の月日が流れ、ご協力いただいた皆さまには、お待たせして本当に申し訳ありませんでした。

さて、今号のラインナップをご紹介いたします。

 

 

聞き書き七ヶ浜 Vol.19 』  令和7年9月1日号

≪ 掲載内容 ≫

・はじめに

・3.11を忘れない 震災の記憶 Vol.7 / 菖蒲田海水浴場パトロールセンター(菖蒲田浜)

・いまむかし/ 菖蒲田海水浴場、阿川沼、はってらさま 他

・七ヶ浜の民話/湊浜の漁夫の話(多賀城民話の会)

・手と手 ~七ヶ浜を支える人たち~/ 坂下嘉和さん(山梨県甲斐市

・浜のんめぇもの/ 皆さんからお聞きした食べ物の話

・七ヶ浜お社めぐり/ 柏木神社(多賀城市

・あとがき

七ヶ浜町マップ

 

≪ページ数≫ 40ページ

 

今回は「手と手」のコーナーで、山梨県甲斐市にお住いの坂下嘉和さんの活動をご紹介しています。坂下さんは、東日本大震災直後から個人ボランティアとして七ヶ浜町を支援していただきました。七ヶ浜での経験を活かし、地元で自主防災活動に取り組んでいます。ぜひ、防災の参考にしていただければと思います。

 

そして、今回初のコーナー「七ヶ浜の民話」では、多賀城民話の会さんからご協力いただきました。ほっこりする昔ばなしをお楽しみください。

ただ今、わが家のプリンターで印刷中です。まずは取材にご協力いただいた方から、そして、図書館など公共機関や店舗へお届けする予定です。

閲覧・貸出し可能な施設および店舗について、過去記事「寄贈先について」でご案内しています。販売や無料配布はしておりませんのでご了承ください。

 

そして、最後にひとこと・・・

この夏は、悲しい別れがありました。

東日本大震災後、七ヶ浜町の復興に尽力された方が亡くなられました。

しばらくお会いしていなかったので、お元気かなと思っていたところでした。あまりに突然で早過ぎるお別れに、未だ実感がないままでいます。

生活支援相談員として被災した方々を支え、七ヶ浜ボラセンでは全国から来てくれたボランティアの皆さんとのパイプ役にもなられていた方でした。残念でなりません。

お疲れさまでした。今までありがとうございました。合掌。

七ヶ浜と多賀城のつながりを知る「歴史シンポジウム」(追記あり)

ご無沙汰しております。

気がつけば、あっという間に6月も後半戦。春頃に予定していた19号の発行は、大幅に遅れて夏になんとか出せそうです。あともう少しお待ちください。

さて、本日は来月わが町で開催される歴史シンポジウムをご紹介いたします。

主催は、歴史シンポジウム実行委員会(多賀城・七ヶ浜市民活動団体等連絡協議会)

 PDFはこちら

 

多くの皆さんに足をお運びいただきたいです。わが町の歴史資料館学芸員の講演がありますので、ぜひぜひこの機会にお話しを聞きに来てくださいね!

 

『~地域連携を考える~ 第5回歴史シンポジウム』地域連携は七ヶ浜と多賀城のつながりを知ることからはじめましょう!

日 時/2025年7月12日(土)  13:30~16:00  ※13:15受付開始

会 場/七ヶ浜町中央公民館 大会議室(生涯学習センター)

参加費/無料

定 員/100名

申込み/事前申込み 7月5日(土)まで  (先着順)

※申込み方法・問い合わせ先など詳細については、チラシをご確認ください。

 

昨年10月19日に開催された同実行委員会主催の多賀城創建1300年記念歴史シンポジウム「みんなで考える~つなぎ活かす多賀城碑~」のリポートもご覧ください。

blog.canpan.info

 

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仙臺郷土研究 第309号「国府多賀城の外港・湊浜の検証」

前回ご紹介した湊浜地区移転にも関連する記事になります。

今年の1月、七ヶ浜で郷土史を研究している鈴木七雄さんから頂戴しました。七雄さんは、仙臺郷土研究会に所属しています。

同会の会報に七雄さんが執筆した「国府多賀城の外港・湊浜の検証」が掲載されました。昨年、陸奥国府が多賀城に置かれて1300年を迎え、なおかつ、多賀城碑が国宝指定されたことから、関連性のあるわが町・七ヶ浜の湊浜に焦点を当てたそうです。最近では、塩釜が国府多賀城の港「国府津」だという説もあるようですね。

それから、もうひとつ。

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