聞き書き七ヶ浜

聞いてけさいん、話してけさいん。七ヶ浜のいまむかし。

あかつき粥

寒い日が続いています。ここ数年は暖冬続きだったので体が慣れない感じです。

宮城県内で雪が少ないといわれる七ヶ浜ですが、この冬は久しぶりにしっかり降りました。コロナもありますし、風邪をひかないよう体調に気を配る毎日です。

今年も14日にお正月飾りをはずし、どんと祭でお焚き上げしました。

小正月といえば、七ヶ浜に来てから「あかつき粥」を知りました。小豆粥のことで、これを供えて家内安全と無病息災を祈願したそうです。実家では食べることがなかったので地元の方からいろいろ教えてもらいました。

ということで、今回は「あかつき粥」について。

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七ヶ浜のお雑煮

新しい年が明けてぼちぼち月半ばを迎えます。 早いものですね。

季節柄でしょうか、現在、当ブログに多くアクセスいただくのが「お雑煮」です。昨年のお正月にご紹介しましたが、また改めて「七ヶ浜のお雑煮」について触れさせていただきます。

七ヶ浜で食べているお雑煮は、仙台圏のお雑煮と同じです。 

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仙台のお雑煮というと「ハゼの焼き干し」。お椀から溢れるようなハゼが有名ですね。

七ヶ浜でも話を拾い集めていくと、やはりハゼのだしを使っている家庭が多いです。松島湾に面した浦浜(代ヶ崎浜東宮浜)では、秋になるとハゼ釣りをし、お正月のための焼き干しを作る話を聞きました。

その一方で、「ハゼは贅沢品」「手に入りやすい魚を使った」という話も…。

実際は、漁の網に掛かるネウ(アイナメ)やドンコ、アナゴ(七ヶ浜ではハモという)などの小ぶりなものを使うことの方が多かったそうです。これらの魚を囲炉裏の火で焼いて干してだしを取っていました。魚の種類をブレンドもしていたそうですよ。

意外と鶏肉が多かったのも印象的でした。ちなみにわが家も鶏だしです。台所を預かる人の出身地や家庭の味が色濃く出るんでしょうね。

それから、仙台雑煮といえば「角餅」「引き菜」「セリ」「なると(かまぼこ)」。

イラスト内に書き忘れましたが、汁の味付けは「しょうゆ」です。

 

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これは、2021年のわが家のお雑煮。毎年こんな感じです。

鶏だし、ズイキ(芋がら)がいい味出してます! 七ヶ浜に来てからズイキを入れるようになりました。ハラコは手作り。秋にサケが出回った時期に大量に作り、小分けに冷凍して楽しんでいます。

 

お仕事の「七ヶ浜の食」についてのまとめも終盤戦を迎えています。

面白くて楽しい!けど、辛いっ!が正直な感想。でも、やりがいを感じています。

12号目と並行していっぱいいっぱいではありますが、楽しんでまーす(^O^)/

あけましておめでとうございます

新年あけましておめでとうございます。

昨年はコロナウィルスで大変な一年になりました。

しばらく気をつけなければいけない日々が続きますが、心と体を第一に皆で乗り越えていきましょう。明るい一年にしたいですね。 

そして、今年は東日本大震災から10年を迎えます。 

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昨年3月末、震災を風化させないため、菖蒲田浜にメモリアルモニュメントが建てられました。過去記事をごらんください。

コロナが落ち着いたら、ぜひ足をお運びいただきたいです。

kikigaki7.hatenablog.com

つい最近、「そうだったんだね…」と今だから言えるような話をいくつか耳にしました。笑い飛ばすような何気ない言葉に胸が痛みます。こんな風に話せるまで10年かかったんだなと…。

そんなこぼれ落ちる一つひとつの言葉を拾い集め続けたい。改めてそう思いました。

3月11日を前に12号目を発行する予定です。何とか間に合わせます! 

2021年も引き続き、小誌「聞き書き七ヶ浜」をよろしくお願いいたします。