聞き書き七ヶ浜

聞いてけさいん、話してけさいん。七ヶ浜のいまむかし。

花渕浜多目的広場

今日は15号「震災の記憶」から花渕浜多目的広場をご紹介します。

こちらは、東日本大震災後の復興整備事業で開発されました。上記画像左下にある三角屋根の建物は、町の観光情報発信基地である七ヶ浜町観光交流センター。2018年にオープンしました。多目的広場周辺にはカフェや食事処が増え、町で一番のお洒落な映えスポットとしてすっかり定着しています。

東日本大震災で大規模な被害に遭った花渕浜地区。震災後、吉田花渕漁港周辺は目を見張るような復興を遂げ、海鮮市場やホテル、カフェなどが建ち並ぶ。観光交流センター前を多目的広場とし、一年をとおして物産市など様々なイベントが開催され、町内外から訪れる大勢の人々で賑わいをみせている。

忘れてはいけないことは、塩釜港区吉田花渕浜の津波痕跡高が6.7メートルだったということ。広場に隣接する漁協七ヶ浜支所2階に設置された「津波浸水表示板」が静かに物語っている。

聞き書き七ヶ浜15号「震災の記憶」より)

 

観光交流センター隣りにある漁協七ヶ浜支所津波浸水表示板。菖蒲田海水浴場パトロールセンター同様、建物に貼られているとリアルに感じます。大震災から10年以上経った今、この表示板は津波被害を伝える重要な役割を担っているといえます。

 

これは、パラグライダーから撮影した2019年の画像です。5年経った今はより一層整備されてお店も増えました。七の市や産業まつりなど、地元のイベントも多く開催されています。

間もなくゴールデンウィークですね。海を眺めにドライブがてら七ヶ浜へ遊びにきませんか?

花渕浜多目的広場は、七ヶ浜町観光交流センター前の敷地(駐車場スペース)を指します。