気温が30℃越えの猛暑日が続いています。七ヶ浜もかなりの暑さでぐったりです。
今年も昨年同様、新型コロナウィルス感染症対策のため、菖蒲田海水浴場は開設されず町内の砂浜は全て遊泳禁止になっています。
画像は昨年の看板ですが、今年も多賀城・七ヶ浜界隈の道路沿いに掲示されています。町内の砂浜では、町観光協会がパトロールを行い、注意を呼び掛けています。
今回は、11号に掲載の「いまむかし」から『菖蒲田海水浴場』についてご紹介します。
※注意※ 以下の画像は、2006年8月3日に撮影したものです。
菖蒲田海水浴場
【交通機関】
・海水浴場行のバスは、いろんなところから来てた。5~6社くらいはあったんじゃないかな。仙台市営バス、ユニオン(交通)でも。築館(栗原市)からもバスが来てたな。
・菖蒲田まで青バス(仙台市営)、赤バス(宮城交通)が通っていた。海水浴場シーズンは、吉田(浜)までなかなかバスが来なくて、「何だや?」って思っていたら渋滞でね、来ないんだった。
・仙台や大崎からも直通のバスが出てたんだから。昔は自家用車で来る人が少なかったんだよ。
【海水浴場運営】
◆パトロールセンター
・東日本大震災前は、菖蒲田浜観光協会が海水浴場をまわしていた。
・昔のパトロールセンターも二階建て。上でアナウンス、下で防犯実働隊が出入りしていた。
・放送はアルバイトの高校生、監視は地元の漁業者がそれぞれ2~3人でやっていた。
・東側、西側の2ヶ所にスピーカーがあった。「東側へ放送」という感じでやっていた。
・監視台は3つあった。
・昔はライフセーバーなんて居なかった。地元の人たち(漁業者など)が2~3人で見てたんだ。
◆公衆トイレ
・昔のトイレは2ヶ所。海側のはいたずらされる。ワカメ詰めらったり、靴を詰めらったりしてた。
・バイクや自転車も突っ込まれたときもあった。かっぱらってきたやつだろうね。
・公衆トイレは4つ。(海側の他に)松林に1つ、児童公園にも1つあったよ。
(聞き書き七ヶ浜11号「いまむかし」より)
◆遊泳禁止エリア
・遊泳禁止のブイとか全然なくて、(区切りがなく)ずっと泳げたんだ。海の家もずらっと並んで人も凄かった。遊泳禁止を設けたのは震災後なんだよね。
・遊泳禁止地区で泳いでる人に注意や声掛けをしたが、今みたいにいつまでも構ってはいなかった。
◆駐車場
・駐車場は地元の婦人会。震災があってからは散り散りになって、町の婦人会が任されるようになった。
・(震災前は)円形広場にも駐車させるので並べるのが大変!駐車券を渡したり、自転車で誘導したりした。
・松林の方は日陰になるので停めたがる人が多く、県道が通っていたので、ひょこッと入って来る人も多かった。そういう人たちから料金を貰うのに婦人会の人たちは大変だった。走っていって貰いに行っていた。貰えなかったときはナンバーを控えて、パトロールセンターに「放送して」と持ってきてた。
・うちの前に車を停められてしまって、出掛けられなかったり、物を持っていかれたこともあった。
・子どもの新品の自転車や普通に干していたマットを持っていかれたこともあった。
※菖蒲田地区の人から同意見、多数あり。
・自宅が海に近かったので、海水浴客に駐車場を提供していた。「こちらにどうぞ」って、500円でお小遣い稼ぎ。自分ちを使ってね!(笑)
(聞き書き七ヶ浜11号「いまむかし」より)
菖蒲田海水浴場の思い出はたくさんあるので、またご紹介しますね。
菖蒲田海岸の防潮堤下にあるのは、2017年に再建された「水難者供養碑」。
うだるような暑さです。泳ぎたい気持ちはわかりますが、遊泳禁止にご協力をお願いいたします。すべては皆さまの安全のため。くれぐれもご自分を大切になさってください。