聞き書き七ヶ浜

聞いてけさいん、話してけさいん。七ヶ浜のいまむかし。

故郷を伝える

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せんだい3.11メモリアル交流館 に8号目をお届けしてきました。

大変有難いことに、震災図書の閲覧コーナーに置いていただいています。

久しぶりにお伺いしたのですが、こんな風に手作りの素敵なPOP付きで展示してくださっていました。感激です!!! ありがとうございます (#^.^#)

 

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震災関連図書が並ぶ、1階の交流スペースの一角にある閲覧コーナー。

仙台だけにとどまらず、他の市町村の書籍も揃っています。学校などの記録誌や私のように個人で発行している冊子もあるので、様々な角度から震災時の出来事を知ることができます。

こちらでは、閲覧のみになっています。よろしくお願いいたします。

 

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2階の展示室で開催の企画展「仙台市宮城野区蒲生字町87」も見てきました (*^-^*)

 

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 今回の展示は、日本一低い山『日和山』が主役。仙台新港の南側にある小さな丘、いや、山なんですよ。目の前には蒲生干潟が広がり、数多くの野鳥が訪れています。そして、その先はドーンと大きな太平洋!

日本一の低さ(当時標高6メートル)と話題になったのがいつしか二番目になり、皮肉なことに、震災時の津波による浸食で再び王座に返り咲きました。現在の高さは3メートルだそうです。

震災前のジオラマが展示されていて思わず興奮! 小さいときに泳ぎに行ったり、海を見に行ったりとよく遊びに来た場所ですから。日和山でおにぎりを食べた思い出があります。懐かしいですねぇ~

 

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昭和33年(写真上)と平成18年(写真下)の立体地図もありました。高低差も一目瞭然だったので大変わかりやすかったです。地元の皆さんも懐かしく見ていかれるそうですよ。

以前は貞山堀が流れていたこと、七北田川の川幅が広がったこと。などなど・・・

仙台新港が出来たことによって、地形がこれだけ変わったのかとしばらく見入ってしまいました。福島の相馬から七ヶ浜まで続いていた昔の海岸線。その頃にタイムスリップしてみたいなと思ってしまいました。

 

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展示スペースのスクリーンに流れているのは、荒井駅から日和山までの道のりの映像。最近のものです。前・左・右と3台の車載カメラを設置して撮影されました。

日和山周辺の風景は・・・わかってはいたことですが、記憶を辿るのが難しくて。ただ、隣接していた養魚場の跡地でここかな?っていう感じでした。

スタッフの皆さんとの会話も楽しく、有意義な時間を過ごすことができました。この企画展は、来年1月28日(日)まで。興味のある方はお出掛けくださいね。

懐かしの日和山、町蒲生の風景。

今度は、実際に足を運んでみようと思います。

 

せんだい3.11メモリアル交流館

開館時間/10:00~17:00   

住所/宮城県仙台市若林区荒井字沓形85-4 地下鉄東西線荒井駅

電話/022-390-9022

入館料/無料

休館日/毎週月曜日(祝日の場合はその翌日)、祝日の翌日(土・日・祝日を除く)、年末年始、臨時休館日